KURA | 海がなくても湖がある！アウトドア、花火、絶景を堪能

2024.04.24

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#お散歩スポット #リトリート旅 #自然体験

海がなくても湖がある！アウトドア、花火、絶景を堪能

長野県は「海なし県」とよくいわれるけれど、湖がある！　湖沼の数は99まで数えたけれど、もっとあるだろう。南北に長いので湖と桜や紅葉とのコラボ絶景は時間とともに北上したり、南下すれば長く楽しめるし、山の上にある「天空の湖」なんて見たくない？　キャンプやウォータースポーツ、フィッシングなどのアウトドアだって盛んだ。素晴らしい長野県の湖に行こう！

愛好者垂涎の本格サウナは野尻湖に諏訪市・岡谷市・下諏訪町に接し、長野県で一番大きな湖が諏訪湖。夏は穏やかな水面で、ウィンドサーフィンやカヤック、釣りなどのウォーターアクティビティ、湖の周囲ではジョギングやサイクリングも楽しめる。4万発の花火が夜空と湖上を彩る「諏訪湖花火大会」は夏の一大風物詩だ。一方、寒さが一段と厳しさを増す冬には、「御神渡り」が発生する。これは、全面氷結した氷が、朝晩の気温差で膨張と収縮を繰り返し、ひび割れて筋状に盛り上がる自然現象だが、長野県民にとっては神聖な神様の通り道だ。湖畔には温泉があるのでしっかり温まって。大ヒット映画「君の名は。」の舞台とウワサで、聖地巡礼で賑わう。

諏訪湖
御神渡り
諏訪湖花火大会

北信州に位置する野尻湖は県内2番目の大きさで、芙蓉の花の形に見えることから別名「芙蓉湖」とも。外国人に人気の避暑地として発展してきた歴史があり、湖上を通る爽やかな空気や黒姫山、斑尾山などの素晴らしい眺めに心落ち着く。ナウマンゾウの化石が見つかったことから発掘が進められ、博物館で出土品を鑑賞できる。以前人気だったマリンリゾートも復活の兆しを見せるほか、サウナーの間では、日本で一番予約の取れないサウナとウワサの「ザ・サウナ」が湖畔にあることでも有名。

夏の野尻湖

水質自慢で透明度バツグンの湖も大町市にある青木湖は長野県内のみならず日本でも有数の透明度。青く澄みきった湖と新緑の自然のコラボは、忙しい日々の喧騒から離れられること確実だ。雨の後は空気も洗われ、一段と色鮮やかな新緑となる。上空からはハートの形に見えるため、カップルの間では秘かな聖地に。カヤックなどのアクティビティも体験でき、静かな水の上にプカプカと浮かぶ浮遊感覚と、地上とは違った景観に息を飲むだろう。青木湖と中綱湖、木崎湖をあわせて「仁科三湖」と呼び、いずれもキャンプやSUPなどのアウトドアが楽しめる。中綱湖は桜の名所としても有名だ。

仁科三湖のひとつ、青木湖
中綱湖
木崎湖

国際的な別荘地の軽井沢にだって観光客に人気の湖がある。雲場池は、かつて軽井沢宿を訪れた大名が使用した名水の御前水が水源。透明度が高く、新緑や紅葉が静かな湖面に映し出される光景に、軽井沢散策の観光客も思わず、Wow Beautiful！

雲場池

山岳県・長野らしく、山間部に水をたたえていたり、新緑や紅葉とセットで楽しみたい湖沼が多いのも特徴だ。戸隠連邦の紅葉を映し出す鏡池（長野市）、原生林の中に浮かぶ神秘的な白駒の池（佐久穂町・小海町）、八方尾根の雪解け水がつくりだした雲上の八方池（白馬村）、上高地を紹介するうえで欠かせない大正池や明神池（松本市）、日本画家・東山魁夷の「緑響く」の舞台となった御射鹿池（茅野市）、1万本の紅葉が湖畔を染めるもみじ湖こと箕輪ダム（箕輪町）…などなど、長野県の湖は海に負けない魅力がたくさんある。